オーディションのためにパリを訪れていたモデル時代、お金がなくて買い物できなかったから、今でもそのクセが抜けないって話をある俳優がしていた。取り立てて好きな俳優でもないんだけど、わかる〜、と唸ってしまった。
パリに暮らしていた頃、仕事もしていたからお金に困っていたわけではないけれど、余計なお金は使いたくないし、それにその頃、古着が大好きで、蚤の市や古着屋で掘り出し物を見つけることに燃えていた。その分、余ったお金で旅行にも行きたいし、愛猫ポチの病院代もバカにならなかったから蓄えも必要だし。。だから、贅沢はしなかった。それが悲しいかな、今でもそのクセが抜けず、パリを訪れても、ちょっとお高い服や靴に手が出ない。。ブランドの紙袋を持っていると狙われるし、そもそもそんなに欲しいものがないし。。まぁ、荷物も増えちゃうしね〜、とかいろいろ考えてしまう。うん? 今までパリで買った一番高い物って何だろう? 全然、思いつかない。でも、この習性はきっと治らないだろうな。
フランス人の友達に「その服、どこで買ったの? いくらだった?」とよく聞かれる。そんな時、言うのを躊躇ってしまう。東京で買ったちょっとした服の値段はフランス人にとっては案外高く思えてしまうらしく、「Midoriはセレブね〜」と冗談交じりにからかわれるからだ。
そういえばAliceとEveが日本にやって来た時、買い物はもっぱらGAPやH&Mだった。いやいや、フランスにもあるから〜、と突っ込みたくなる。。
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