2015/06/30

ポニー


 今日、こんな話になった。小さい頃、私は田舎暮らしだったから、田んぼがすぐ近くにあって一晩中カエルの鳴き声を聞いて生活し、レンゲやシロツメ草で首飾りや王冠を作り、いろんなものを摘み取って食べたりするのが当たり前の遊びのひとつだった。そんな話をしたら、えーっ、とびっくりされた。東京近郊と田舎ってそんなに違うの〜。

 そういえばフランスでもパリと田舎ではかなり異なる。パリでは畑もなければ草原もないから、虫も少ないし外遊びも限られている。だから、ヴァカンスになると子どもたちを連れてなるだけ田舎に行きたがる。都会の喧噪から逃れたい、って気持ちもあるけれど、やっぱり子どもたちにいろんな経験をさせてあげたいと思うようだ。山探検だったり、川や海でカヌー、ヨットに乗ったりと田舎でしか味わえないことをさせてあげたいのだ。

 ある年、Isabelleの実家近く、Bergerac(ベルジュラック)の外れの村祭りで息子は初めてポニーに乗った。パリの公園でも乗ることもできるし、日本も乗れるところはある。ただ、まだ小さかった息子はポニーに触ることすらできないし、ましてやひとりで乗るなんて考えられなかった。でも、自分よりも小さな子たちが乗っている姿を見たからか、精一杯の勇気を振り絞って頑張って乗ってみた。緊張していたけれど、乗り終えたあとは誇らしげだった。パリっ子と同じように都会育ちの息子にとってみれば、フランスの田舎での経験がいろんなことにつながっているように思う。

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