2015/06/04

Patrick


 フランスに初めて訪れてから、今までいろんな人と出会った。楽しいことのほうが多かったけれど、悲しい別れもたくさんあった。遠く離れているから会えないだけなんだと何度も思おうとした。仕方のないことなんだと思っても、写真を見るたびにさみしくなる。

 一度だけ、友達のお墓を訪れたことがある。家族のように思っていたPatrickのお墓だ。最期の時に会えなかったので信じられず、信じたくもなかったけれど、次の年に三人で会いに行った。生まれ育ったノルマンディーの静かな場所にPatrickは眠っている。こんな言い方は不謹慎かもしれないけれど、フランスの墓地は暗さも悲壮感もない。それぞれの故人が好きだった花や写真が飾られている。
 
 パリのモンパルナスやペール ラシェーズの墓地には著名な人たちが眠っていて、世界中から人々が訪れている。暮らしている頃、なぜ観光でパリの墓地を訪れるのかが理解できなかった。でも憧れていたり、大好きな人が眠る場所に行きたいって気持ちは世界中のだれもが同じなんだなと思う。次にフランスに訪れた時、またPatrickに会いに行こう。







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