2014/09/10

パリのバス


 パリは交通の便がよく、どこへ行くにも困らない。地下鉄も便利だし、バスもあらゆる道を網羅していて、どんな方法でも行きたい場所に行ける。
 私が暮らしていた頃は地下鉄の駅は暗い雰囲気で、何時であろうと、何だかいやーな感じがした。でも、今はどんどん駅もきれいになり、何だかイメージも変わり、観光名所のあるところでは、何時まででも人が途切れず、遅い時間でも全然怖くない。でも、郊外に近づくにつれ、人も減るし、危険な地域もあるので遅い時間は気をつけたほうがよい。
 
 その点、バスはそんな雰囲気はほとんどない。外から見える、そんな安心感もあるし、女の人率も高い。パリ市内は一律の料金で、バス停には路線も書かれてあり、初めて乗る人にも割と分かりやすい。パリ市内の端から端まで通るバスも多く、時間に余裕があれば、観光バス代わりに乗っちゃうのも手だ。
 基本的には、どこの扉からでも乗り降り自由だけど、乗った時に料金を払うシステム。そして、降りる時はブザーを鳴らす。パリは歩くのも楽しいから、初めて乗る路線でも、バス停の名前がわからなくても、目的地が近づいてきたら降りちゃえばいい。
 ただ、時々困るのが、急に降りろと言われることだ。この先で工事しているとかの理由だったら合点が行く。でも突然「このバスはここが終点です」なんてことも、しばしば。。なぜだ〜、運転手さんの気が乗らないのか、それともガス欠?
 まっ、これもフランス。こんなことも、文句を言いつつ、楽しみたい。
 

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