2014/09/21

La choucroute


 だんだん秋めいてくると、温かいものが食べたくなる。例えば、鍋、おでん、あったかいスープ。フランスだと、Pot-au-feu( ポトフ)もそうだ。牛肉やソーセージ、野菜を塩や黒胡椒、香辛料を入れ、じっくり煮込んだスープ。冷蔵庫の中に余っている野菜で簡単に作れて、パンにも合う。大きな鍋で作っておいて、お皿にたっぷり入れて、マスタードをつけて食べる。ちょっとしたおでんみたいな感じだ。
 
 Marieのブルターニュの実家を訪れた時、Papie(パピー)とMamie(マミー)の結婚記念日をみんなでお祝いした。パピーとマミーはMarieのパパ、ママだ。
 マミーのリクエストで"Choucroute”(シュークルート)をお祝いの食事に決めた。シュークルートとは、白ワインと香辛料で発酵させた、たっぷりのキャベツとソーセージ、ベーコンを煮込み、ジャガイモをつけ合わせたもの。元々はドイツの伝統的な料理で、アルザス地方でも食べられている料理。見た目は大雑把な料理に見えるけど、これがちょっとクセになる味。ビールにもワインにも合う、おふくろの味かな。大皿にたっぷり作っておいて、翌日、味のしみ込んだシュークルートを食べるのもクセになる。
 夏でも朝晩はかなり冷えるブルターニュにぴったりな料理だ。

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