2014/08/28

ストール


 暑かった日々から一変、ここのところ、上着が欲しくなるような肌寒さだ。この感じがブルターニュの夏に似ている。
 
 ブルターニュの夏は短く、朝晩は羽織るものが一枚必要だ。日本人はそんな時、カーディガンとか、袖を通すだけですぐ着られるものを選ぶことが多いけれど、フランス人は被るものを持っていることが多い。
 例えば、薄手のpull-over(プル オーヴァー)『セーター』を好む人が多い。気温の低いブルターニュの朝晩は、それぐらいでちょうどいい寒さだ。なぜ、脱ぎ着が面倒なセーターなのか? ちょっと疑問だけど、脱いでいる時は腰や肩にかけている。
 あとはやっぱり、ストール。さりげないけれど、巻き方が絶妙にうまい。日本でも、当たり前のように巻くようになったストールだけど、フランスでは、若い男子も、ずいぶん前から気軽に巻いている。地方に行くと、おみやげやさんの一角に、絵はがきやチョコレートなどと一緒に、色とりどりのストールが売られている。寒くなったら、手軽に買えるように手頃な値段。でも、これが意外にかわいいものもあるから要チェックだ。

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